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プログラミングとネットワーク、セキュリティについて書くつもりです

DIYのことはじめ

概要

 DIYに興味をもったので,後期から少しずつ取り組んでいきたいと思います.今回は,どういうものを作っていきたいかに思いを馳せて,最低限必要そうな道具を揃えるところまでをやります.

セルフビルドの衝撃

セルフビルド 家をつくる自由

古い本ではあるのですが,旅行人から出版されている「セルフビルド 家をつくる自由」(蔵前仁一 編,矢津田義則 著,渡辺義孝 著)を読み,衝撃を受けました.セルフビルドというのは,自分の家を自分で建てることであり,この本では,そのようにして作られた家の事例がたくさん紹介されています.
 読んでいて気付かされるのは,自分の使いたいものを自分で作っていく自由さについてです.僕に限らず,現代人は,既製品を買って満足し,不満が出たらさらに良い既製品を探して乗り換えていく,というサイクルに慣れきってしまっていると思います.そうして,自作の自由さと楽しさを忘れてしまうわけです.
 セルフビルドに話を戻しますが,さて,家というのはモノというよりは環境に近いものだと思います.このため,セルフビルドによって得られる自由というのは,自分の力で周囲の環境を作り替えていく自由であると言い換えられるでしょう.自分で作用していくことで,日々のQOLを自発的に高めていくことができます.これは,とても魅力のあることだと思います.

周りの環境に作用したい

そうは言っても,いきなり家づくりに着手するのはハードルが高すぎます.そして,僕は確かに周囲の環境に積極的に働きかけていく自由を再認識したわけですが,それを達成するのに,必ずしも家のような大規模なものを作る必要ないわけです.そこで,まずは,自分の周囲に置く家具などから着手することにします.

DIYのことはじめ

これ一冊で始める!日曜大工

ひとまずは,知識をつけるためにナツメ社から出ている日曜大工の本を読みました.工具と材料が辞書的にまとまっていて,何を揃えれば良いのかを考える参考になりました.基礎的な家具の作り方や,ガーデニング,家の補修など,様々なトピックを揃えているので,一冊備えておいて,困った時に参照するという使い方が便利だと思います.全く知識がない状態からのスタートダッシュにも良いと思います.

作りたいもの

基本的には,自分が欲しいものを作っていく方針ですが,いきなり難しいものは作れません.ですので,下記のようなものに順番に挑戦していき,少しずつ技術を磨いていこうと思っています.
・箱
 練習のために,小さめの箱を1点作ろうと思っています.
・ディスプレイ台
 学校の研究デスクが狭いので,ディスプレイ台を使うことで,スペースを有効活用できるようにしたいです.ディスプレイ台自体の制作難易度はそこまで高くないと見積もっていて,自作することで練習にもなるし,安く上がるのではないかと考えています.きちんと採寸して,ジャストサイズのものを作りたいです.
・小さめの卓上物入れ
 デスク周りに小物が結構あるので,これらを1箇所にまとめられる卓上物入れがあれば便利です.何段か棚を持たせて,小物を取り出しやすい構造にしたいです.横手のデスクには文庫本も散乱しているので,文庫を入れるスペースがあればなお良いです.この回では,棚板を斜めに取り付けたり,引き出しをつけるなどして,少し制作難易度をあげようと思います.
・縦長の本棚
 使っている本棚の小説コーナーがそろそろ容量オーバーを迎えようとしているので,拡張したいです.具体的には,縦一列の,縦長の本棚を増設します.技術的には箱の延長だと思うのですが,サイズが大きいので,どのような構造で作っていくかを考える必要があると思います.思い切って1枚の板に棚をつけていくのか,参考書の本棚のように上下分割で作っていくのか,考えて作ってみたいと思います.
・デスク
 デスクを2つ使ってL字デスクの容量で使っているのですが,横手のデスクのサイズの奥行きをもう少し狭く,また幅を長くしたいです.このため,ちょうど良いサイズの天板を買ってきて,デスクを作ってみようと思います.題材としてはわかりやすいですが,強度を出すためには,足の構造について十分に考慮する必要があるかなと思います.

道具を揃える

 とりあえず,必要最低限で揃え用ということで,以下を揃えました.
電動ドリルドライバー
ドライバビット
金づち
ダボキリノコギリ
ノコギリ
三角定規
クランプ
マスキングテープ
木工用接着剤
サンディングペーパー
メジャー
さしがね
作業台

まとめ

周囲の環境に作用する自由さを再認識しました.その手段としてDIYに取り組んでいくことに決めて,今後の作りたいものを構想したり,道具を揃えたりしました.